DIYを始めると、棚や作業台、簡単なフレーム構造を作りたくなる場面が出てきます。木材以外の選択肢として注目されるのが、**G-FUN(ジーファン)**です。
本記事では、「G-FUNとは何か」「どう使えばいいのか」を、DIY初心者の方向けに、実際に使ってみた経験を交えて解説します。
結論から言うと、G-FUNは高いカスタマイズ性を備えたアルミフレームシステムです。工業用途のイメージが強いですが、工夫次第で個人DIYにも取り入れやすい素材だと感じました。
G-FUNの特徴
G-FUNは、アルミ製のフレームと専用のコネクタ部品を組み合わせて構造物を作るシステムです。木材のように釘やビスを直接打ち込むのではなく、溝(スロット)を利用して部品を固定します。
特徴としてまず感じたのは、組み替えがしやすい点です。一度組んだ後でも、ボルトを緩めることで寸法や形状を調整できます。DIY初心者の場合、「作ってみたけどサイズが合わなかった」ということは珍しくありません。その際にやり直しが効く点は安心材料になります。
また、アルミ素材のため、木材と比べると反りや割れが起きにくく、見た目も比較的すっきりします。ただし、その分、切断や固定方法には少しコツが必要だと感じました。
G-FUNの活用事例
G-FUNはもともと工場の治具や架台に使われることが多いですが、DIY用途でも応用できます。例えば、簡易的な作業台、収納ラック、ディスプレイ用フレームなどです。
私の場合は、工具置き場として使う小型のラックを作成しました。四角いフレーム構造であれば、基本的な部品の組み合わせだけで形になります。
木材だと直角を出すのに苦労しますが、G-FUNはコネクタ自体が直角を保持する構造になっているため、初心者でも形を作りやすいと感じました。
一方で、「自由に切って使える」という感覚で始めると、少し戸惑う場面もあります。特に切断作業は、事前に知っておいた方がよいポイントがありました。
G-FUNの使い方(体験ベース)
G-FUNを使う上で、私が最初につまずいたのがフレームの切断方法です。
市販の一般的なパイプカッターは、G-FUNには使えません。理由は、フレーム表面に溝や凹凸があり、工具を回転させながら切ることができないためです。
最初は無理に回そうとしましたが、安定せず、途中で断念しました。そこで試したのが、Lアングルなどを使ってフレームを固定し、弓のこや丸のこで切る方法です。
しっかり固定すれば、比較的まっすぐ切断できます。ただし、切断面の仕上がりは工具や固定方法によって差が出る印象でした。
その後、G-FUN専用のパイプカッターが存在することを知りました。専用品は溝形状に対応しており、切断時の安定感が違います。頻繁に加工する場合は、専用工具を検討する価値はあると感じました。
組み立て自体は、六角レンチがあれば進められます。説明書を見ながら、まずは仮組みし、全体のバランスを確認してから本締めする流れがやりやすかったです。
まとめ
G-FUNは、アルミフレームと専用部品を組み合わせて構造物を作る、高いカスタマイズ性を備えたアルミフレームシステムです。寸法調整や組み替えがしやすく、DIY初心者でも構造を理解しながら作業できます。
一方で、切断方法には注意が必要で、市販のパイプカッターは使えません。凹凸形状のため回転できず、固定して切るか、専用のパイプカッターを使う必要があります。
まずは小さな作品から試し、G-FUNの特性に慣れていくことで、DIYの幅を広げられる素材だと感じました。木材とは違ったアプローチを試したい方にとって、検討しやすい選択肢の一つと言えるでしょう。

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